変だぞ飯豊町 閻魔が暴く町の闇
赤字が長年続く萩生の民間診療所「さゆりクリニック」に補助金を交付し赤字補填しようとした6月定例議会最終日の補正予算案提案を7対2で否決したことは新聞記事等で皆さんご承知のことと思います。
このクリニック、平成28年に潰れて競売にかかっています。そして、令和3年に町が2,200万円を施設改修費として補助金を交付し再開しています。
そもそも、この補助金交付から間違いが始まっています。民間の医療機関に地方自治体が補助金を交付すること自体が異常で世の中に無いことです。
それから黒字経営の見込みがないままズルズルと続けて1億を超える累積赤字、そして助けてくれ。常識では考えられない話です。
それも経営改善などの策もなく、単なる3,000万円もの赤字補填。こんなのを許せば今後も1年おきくらいに助けてくれと行ってくるでしょう。町民を馬鹿にするなという話です。
3,000万円という額、現在の財政状況、今後人口が減り財政規模が縮小することが間違いない中で、焼け石に水に使ってしまうか、貯金して将来に備えておくか、今使うとしてももっと有効な使い方がないか、もっと「ほほえみカー」等を充実して地域医療の足を確保するか。など考えないと ですね。 電池バレー構想とやらで40数億無駄に使われ、麻痺してる感がありますが、3,000万円って相当な金額ですよね。
近くにある医院がなくなるかもしれないというので、「なぜ地域医療を守ることに反対するのか。」と発言した議員もいるようですが、「萩生だけに地域医療があるのか?」と聞きたい。手ノ子とか添川とかも「医者連れてくるから何とかして。」と言われたら行政どうすんの。 送迎とかの足の確保とか地域医療を守る方法は様々ありますよね。
ただ、このクリニックには2週間に1度、置賜総合病院の院長を務めた南陽病院時代から高名な整形外科医が来てくれていて、その日だけは多くの患者が訪れるんだそうです。
だったら、その医師に椿の町営国保中央診療所に1週間に1回とか来てもらえるよう町に働きかけるなど、そうするのが議員たるものでしょう。折角椿の診療所には診察室が1つ空いてるんじゃなかったかな。
毅然とした議会に敬意を表し、自分の身近だけ大事にするような考えなしの町長にダメ出しをしときますか。
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